さまざまな力の集結を!

学生のボランティア活動

常葉大学

静岡県にある常葉大学の学生が、平成15年から石部の棚田での保全活動に加わりました。当初は、3人ほどの学生による農作業体験活動でしたが、回を重ねるたびに学生の数は増えていき、現在では一度に50人以上の学生が訪れています。石部地区内の民宿に1~2泊して作業を行うため、相当な労働力となっており、高齢者ばかりの保存会から頼られる存在となっています。今や、常葉大学の学生の強力な協力なくして、石部の棚田を守り続けることはできません。

静岡県立松崎高等学校

「しずおか棚田・里地くらぶ」学校会員でもある松崎高等学校では、「西豆学」の一環として、棚田で作業を行なっています。毎年1年生が、春の「畦付け・畦塗り」や、秋の「脱穀」に訪れ、棚田保全活動の大きな戦力となっています。。

 

静岡県立伊豆の国特別支援学校 伊豆松崎分校

平成23年4月、県立松崎高等学校内に設置された特別支援学校(高等部)の生徒が、松崎高等学校の生徒と連携しながら、畔付けや脱穀などの保全活動を行っています。

松崎町みどりの少年団

松崎小学校の生徒を中心に自然活動を行う松崎町みどりの少年団は、4月の畦塗り作業や田植え、稲刈りなど年間を通して棚田の作業を体験しています。
お米づくりをしながら棚田の生き物や地元の歴史に触れるながら、棚田の自然を学んでいます。

NPO、その他の団体のボランティア活動

 

しずおか棚田・里地くらぶ

県内各地で復田・田植え・草刈り・稲刈りなどを行い、数多くの重要な機能を持つ棚田や里地の保全活動を行います。棚田や里地の保全活動を通じて、地域の方やボランティア同士で交流し、情報交換をします。

しずおか棚田・里地くらぶウェブサイト

認定NPO法人棚田ネットワーク

市民による自主的な棚田保全活動を行って20年になるNPOです。石部の棚田には、長年代表の中島峰広が保存会と関わる中、平成21年より、オーナーでもある若手のメンバーが、積極的に保全活動に関わるようになりました。平成22年には、同組織の情報発信サポートチームがHPの制作・管理、平成24年から耕作放棄田3a、8枚を復田利用して、「昔ながらのお米つくり体験イベント」を開始しました。

NPO法人棚田ネットワークウェブサイト