企業や団体との協働活動

一社一村しずおか運動とは

静岡県が展開する協働活動による地域の活性化を目的とした「一社一村しずおか運動」。農村の要望である「人手がほしい」「交流を増やしたい」「安定した顧客がほしい」「一緒に特産品を開発したい」と、企業の要望である「社会貢献をしたい」「社員の福利厚生に活用したい」「地域の資源をビジネス化したい」のニーズを結びつけ、協働活動を行うことで、都市と農村の交流が生まれ、地域の活性化を促進するという仕組みです。

黒米焼酎「百笑一喜」販売の関わる貢献活動

石部の棚田で取れた黒米を使った焼酎「百笑一喜(ひゃくしょういっき)」の販売に関わる2社「富士錦酒造株式会社」、「株式会社平喜」が協力し、売り上げの一部を棚田保全活動に寄付する活動が行なわれています。

富士錦酒造株式会社

株式会社平喜

百姓一笑

常葉大学社会環境学部との協働活動

棚田田保全活動での作業のうち、もっとも多くの人手と力を要し、かつ苛酷な作業部分でボランティア活動を行っています。2月末、海から吹き上げる強風の中での「畦切り・穴埋め」。持ち慣れない鍬を使い、前年に塗りつけた畦を切り落とし、カニやモグラが開けた穴を、杵を使い、マサ土(粘土質の土)で埋めていきます。4月末、田植えを控え、秋まで稲を支える畦をつくる「畦付け・畦塗り」。鍬を使い、田の泥を掬い上げ、畦の法面にのせ、滑らかに塗り上げていきます。8月末、稲と田の草の区別のつかなくなるほど生い茂った草を、炎天下に汗だくで真っ黒になりながら処分していきます。

常葉大学

居酒屋あさ八との協働活動

「居酒屋あさ八」は、静岡駅近くの店舗で棚田で獲れた古代米(黒米)を使ったメニューを提供しています。石部棚田産の棚田米メニューを提供することで、石部棚田の保全活動PRにもつながっています。

(株)東海建設コンサルタントとの協働活動

「株式会社東海建設コンサルタント」は、石部地区の棚田の間の道路整備事業を受託したことから、同委員会との縁が始まりました。今までは車の通る道もなく、石畳の道を歩いて耕作に向かうしかありませんでしたが、道路が整備されたことで耕作は格段に上がりました。同会社はそれ以降も、石部の棚田の保全活動に参加しています。

株式会社東海建設コンサルタント

 

ダイドードリンコ株式会社との協働活動

ダイドードリンコ株式会社は、田植祭や収穫祭等の作業イベント開催時に飲料の提供を行っています。他にも、棚田オーナー会員への登録や、自動販売機の売上げの一部を石部棚田振興協議会に寄附する「石部棚田応援自動販売機」の取組も行っています。

ダイドードリンコ株式会社