石部の美味しいもの

石部海岸の磯で集落全体の「結（ゆい）」で採るひじきは、松崎町内で販売されるひじきとは別格の値が付きます。ドラム缶と薪で長時間煮て乾燥される丁寧な手作業が柔らかくて深い味わいを作りだすそうです。

松崎町は桜餅に使われる桜葉の生産量日本一（全国シェア約7割）で、石部棚田も一部桜葉畑に転作されています。収穫された桜葉は、町で樽に同心円状に並べ、そこに塩をまく作業を繰り返し塩漬けにします。

棚田の上部の山で栽培されるミカンやポンカン、ニューサマーオレンジなでさまざまな柑橘類が栽培されています。なかなか市販としては手に入りませんが、運が良ければ無人販売所で大政さんの柑橘類は買うことができます。

収穫される量はそれほど多くはありませんが、石部の山では肉厚な椎茸が採れます。季節には「無人販売所」に並んだり、乾燥椎茸は棚田フェスなどで売られています。

駿河湾の潮風をうけながら育った棚田の黒米を原料に仕込んで造った、全国的にも希少性の高い焼酎です。

茹で上げると鮮やかな薄紫色になる古代種黒米を練りこんだうどんです。

棚田で収穫された古代種黒米を使って作られた焼酎”百笑一喜”をゼリーに仕上げました。酒好きにはたまらない芳醇な香りと味わいが楽しめる一品です。

黒米の持つさまざまな栄養素を生かすべく、皮の部分に工夫を凝らした黒米まんじょう。