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石部棚田のこと

駿河湾と富士山を一望できる石積みの棚田

石部(いしぶ)棚田は、伊豆半島の西側の先端に位置する静岡県松崎町にあります。標高120〜250mに広がる約370枚、4.2haの田んぼは、東日本では珍しい石積みの棚田。眼下に駿河湾を一望でき、晴れた日には、富士山・南アルプスを望むことができる絶景の棚田です。
平成12年に、耕作放棄され、茅で覆われていた4.2haの棚田を再生し、集落活性化の起点として活用されています。
平成22年には、第16回全国棚田(千枚田)サミットが開催されました。

水貼りの棚田

すべての人が笑顔になれる「百笑の里」づくりをめざして

石部棚田では、農作業体験をとおして、すべての人が笑顔になれる「百笑(ひゃくしょう)の里」づくりをめざし、平成12年から保全活動を行なっています。平成14年には、交流棟や水車小屋・農道などの整備も行なわれ、 「棚田オーナー制度」が開始しました。 それらの日常管理は、「松崎町石部地区棚田保全推進委員会」を中心に石部地区の有志によって行なわれています。なかには、米作り名人、野菜づくり名人、茅葺名人、郷土料理名人などがいて、オーナーに助言や指導を行います。

交流棟水車小屋

石部棚田でのオーナー制度は今年で10年目になります。年々オーナー数も増え、平成22年度は100組になりました。しかし、その一方で、オーナー田の日常の管理を行なう保存会メンバーの高齢化問題も差し迫っています。今後は、オーナーが行なう田植え、稲刈り以外の作業を担う人材の確保が急務となっています。

里山で繰り返されていた循環システムの再生や隣接するクヌギ林を炭焼き体験やシイタケ狩りができる森の再生。豊かな自然の残る里山の観察会・・・。夢は大きく広がります。

全国棚田(千枚田)サミット、そして棚田保全10年目を機に、改めて課題を認識し、発展していけるよう皆様のアイデアとご協力をお持ちしております。